メイキャッパーUDAさんの世界|素肌を引き立て自信を生み出す化粧術
情熱大陸でフィーチャーされたメイキャッパーのUDAさんの特集を見て、深く感銘を受けました。
今回は、その番組から学んだUDAさんのメイク哲学や活動について詳しくご紹介します。
メイキャッパーとは?UDAさんの経歴と仕事内容
メイキャッパーとは、映画やテレビ、ファッションショーなどで活躍するプロのメイクアップアーティストのことです。
UDAさんは1971年東京都生まれの現在53歳。
高校生の頃、偶然自宅に届いた美容専門学校のダイレクトメールがきっかけでこの道を志したそうです。
1991年にパルファム ジバンシイ株式会社に就職し、ショーや撮影のメイクを手がけ始めました。
その後、1997年に会社を辞め、著名なメイクアップアーティストである鈴木寅二啓之氏に師事。
2002年からはフリーランスとして活動をスタートさせ、国内外のファッションショーやキャンペーンで活躍されています。
パリ・コレクションをはじめとする世界的なファッションショーから、国内のドラマ、CM、雑誌の撮影まで、その活動範囲は多岐にわたります。
20年以上のキャリアを持つベテランでありながら、常に若い世代の感覚を理解し、時代と並走できる柔軟性も持ち合わせているのが特徴です。
⁂
UDAさんのメイク哲学 - 「素」を引き出す技術
UDAさんのメイクに対する信念は「その人の"素"を如何に引き出すか」というシンプルながらも深いものです。
トレンドに縛られず自分がやりたいことを形にする姿勢は、多くのクリエイターから支持される理由の一つでしょう。
彼のメイクは、単に顔を美しく見せるだけではありません。
「化粧は、自分の可能性を感じるため」という言葉通り、メイクを通して自己表現や自信を引き出すことを大切にしています。
UDAさんによると、「自分らしいメイクがわからない」という悩みに応えることが、自身を突き動かす原動力だと言います。
この姿勢は、クライアントである俳優やモデルだけでなく、一般の人々のメイクに対する考え方にも大きな影響を与えています。
『kesho:化粧』- 日本の伝統と現代メイクの融合
2021年、UDAさんは5年の歳月をかけて著書『kesho:化粧』を出版しました。
この本は単なるメイク本ではなく、日本の伝統的な暦である「七十二候(しちじゅうにこう)」を取り入れ、日本人ならではの価値観や色彩を反映させた意欲作です。
七十二候とは、古来から日本で用いられてきた季節の移り変わりを細かく分けた暦で、1年を72の期間に区分したものです。
UDAさんはこの日本独自の自然観に基づいて、四季折々のメイクを提案しています。
この取り組みにより、『kesho:化粧』は日本自費出版文化賞でグラフィック部門賞を受賞するという栄誉を獲得しました。
日本人の肌色や顔立ちに合った独自のメイク理論は、グローバルな美の基準に疑問を持っていた多くの日本人女性から支持を集めています。
メンズメイクの新境地 - UDAさんのディレクション
近年注目されているのが、UDAさんのメンズメイクへの取り組みです。
情熱大陸の放送でも触れられていましたが、UDAさんは最近、メンズ雑誌のビューティー特集で撮影全体の監修(ディレクション)を任されました。
従来のメンズメイクの常識に囚われない、UDAさんならではの視点で作られる作品は、男性の美容に対する固定観念を打ち破るものです。
「化粧の当たり前はUDAにはない」という言葉通り、彼の独創的なアプローチは男性美容の世界にも新風を吹き込んでいます。
メンズメイクというと、単に肌を整えるだけの「バレないメイク」が主流でしたが、UDAさんは男性の個性や魅力を引き出す表現としてのメイクを提案しています。
これは、多様性が尊重される現代社会において、非常に意義深い取り組みと言えるでしょう。
自分に合うメイクの見つけ方 - UDAさんからのアドバイス
「自分に合うメイクがわからない」という悩みは、多くの人が抱えるものです。
UDAさんは情熱大陸の中で、自分らしいメイクを見つけるためのヒントをいくつか語っていました。
- 鏡を見る時間を大切にする - 毎日の自分の顔との対話を通じて、自分の魅力に気づくこと
- トレンドに振り回されない - 流行を追うより、自分の肌や骨格に合ったメイクを基本にすること
- 遊び心を持つ - メイクは楽しむもの。たまには冒険も大切
UDAさんは「みんなが自分を表現することのきっかけになれば!」と語っています。
メイクは単なる見た目の変化だけでなく、自分自身との対話や自己表現のツールとして捉えることで、より豊かな体験になるのではないでしょうか。
フリーランス・メイクアップアーティストとしての生き方
UDAさんのようなフリーランスのメイクアップアーティストになるには、技術はもちろん、独自の視点や哲学が求められます。
UDAさんは20年以上にわたり第一線で活躍し続けていますが、その背景には常に学び続ける姿勢があります。
また、日本の伝統文化を深く理解し、それを現代的な美のコンテキストに落とし込む力も、UDAさんの強みの一つでしょう。
グローバルな美の基準と日本独自の美意識の間で、独自のポジションを確立している点は、多くのクリエイターにとって参考になる生き方です。
UDAさんのSNSとオンライン活動
UDAさんの作品やメイク哲学をもっと知りたい方は、Instagramなどのソーシャルメディアをチェックするのがおすすめです。
また、不定期ではありますが、ワークショップや講座も開催しているようです。
特に『kesho:化粧』の出版以降は、日本の伝統美に基づいたメイクアプローチに興味を持つ方々からの注目が高まっており、UDAさんの活動範囲はさらに広がっています。
終わりに - 現実と虚構の間に生まれる美
UDAさんのメイクの魅力は、「現実と虚構の間」にあると情熱大陸では表現されていました。
これは、単に顔を飾るのではなく、その人の内面に眠る可能性や魅力を引き出し、新たな自分との出会いを創出するという意味なのでしょう。
繊細で遊び心あふれるUDAさんの化粧は、メイクをする側にもされる側にも、新たな発見や喜びをもたらします。
「化粧は自分の可能性を感じるため」というUDAさんの言葉に、メイクの本質が集約されているように思います。
皆さんも、UDAさんのアプローチを参考に、自分だけのメイクの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか?